goo ニュースのリニューアルでがっかり

goo ニュースが10月2日にリニューアルした。goo全体のリニューアルの一環だったのかな。これまでgooニュースを高く評価し、毎日何度もアクセスするならgooニュースだと感じていたが、どこか他のところを探さないと行けないなあと思っているほどだ。噂によると担当としてニュース会社(というのかな記事を発信する会社)から経験者を入れたそうだけど、なるほどなあというできばえになっている。

まず目につくのが、とてもいい場所を占めている「編集部のピックアップ」だ。これまでのgooニュースの姿勢を180度変換する大きな違いはここにある。「お好みのニュースを自動的に表示。「gooニュース」でパーソナライズドサービス開始」というのを2005年の3月はじめていたはずなのに、やめてしまったのか同じような場所をこのピックアップが横取りしてしまっている。“効率のいい情報収集”というのをあっさりやめて、ニュース記事の押し売りをはじめてしまった。このパーソナライズドサービスはなかなか精度が良くてついついクリックしていたのだけど、計測結果としてよい反応がなかったのだろうか。ピックアップよりはクリックされると思うけどなあ。

悪くなった点その2:
「gooニュースがリニューアル。最新ニュースを探しやすく、使いやすく」という発表の中で書かれているが、リニューアルまで各トピックスに、その記事に関連する「教えて!goo」や「gooブログ」へのリンクが自動的に選別されて載っていた。ニュースに対して人々がどのように反応しているのかできるというのがブログの一般的な利点の一つだが、それをうまく活用していた機能であった。あるいはニュースで分からないことがあるときに時にはその答えに直結してくれるのがこの機能だった。そういう良さを否定して外してしまったgooニュースは、gooの中にあるということを忘れてしまっている。

悪くなった点その3:
gooニュースのトップページで「スポーツ」カテゴリーが一番下になっている。この結果をまあいくらなんでも素人じゃないとひいき目に見れば、一番下も目立つよね。あるいはスポーツ目当てに来たユーザに他の人気のないカテゴリーをしっかり見せることができるよねという評価になる。でも、ユーザのことを考えれば、より上にあるべきだ。ページの下までスクロールさせるのはだめだめなのは常識だ。

他にも何点か細かな改悪を感じているが、とにかく上の3点はいただけない。非常に残念だ。

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