December 08, 2007

モトローラのMOTOFONEを買ってしまった


MOTOFONE
Originally uploaded by ninomiya
NTTドコモが905シリーズを発売開始して人気のようだけど、auやソフトバンクを含めて日本のキャリアで出ている携帯電話のデザインで欲しいと思うのが無い。どちらかというとストレートタイプが好きなので、写真のちょっと前のSO902iぐらいのデザインを期待するのだが、最近はワンセグが当たり前なので必然的に大きなものになってしまうのでコンパクトなケータイ自体出しづらい状況なのだろう。
海外に目を向けるとソニー・エリクソンで好きなデザインはあるんだけど、買ってしまったこのモトローラMOTOFONEは気に入ってる。カメラなんか付いてないし、メールはできないし、画面(液晶ではなく電子インク)も白黒。でも9mmという厚さにシンプルにまとまった形状は秀逸だと思う。ディスプレイだってむしろ刺激的なくらい表示がかっこいい。ちなみにこの携帯電話は操作にあわせて言葉をしゃべります。香港の会社から購入したせいかデフォルトは中国語だったのにはびっくりだけど、英語もしゃべります。日本じゃ使えないあGSMのケータイだけど、まあそのうち海外に行ったときに役立つだろう。
しかし、今年買ったケータイ3台のうち2台は日本で使えないGSM対応のiPhoneとMOTOFONEというのは自分ながら変かも。

November 17, 2007

『ボーン・アルティメイタム』は傑作だ

元CIAの暗殺者ジェイソン・ボーンのシリーズ第3作。『ボーン・アイデンティティー』はいまいちなんだけど、第2作『ボーン・スプレマシー』は、すばらしいできだった。その感想でも書いたけど、ポール・グリーングラスの力量なんだろうなと思う。最新作もこの監督なので期待度大だったが、期待は裏切られなかった。すごいの一言。何がすごいかと言えば、息も付かせないようなスピーディーな展開が雪崩のように起こっていくが、実に自然だ。血圧高いのに興奮してしまった。前作もそうだけど、カメラワークが臨場感を高めている。前作で気がついたので、ついついそこに目がいってしまったが、室内でマット・デイモンを写していても、細かくカメラを揺らせていて、まるで緊急生中継という感じなのだ。そして、今回のカーチェイスもまたいい。実はここで前回との共通点にいくつか気がついた。1) 普通の車が高級SUVに乗った敵の暗殺者とカーチェイスを繰り広げる、2) 最後は中央分離帯への激突で決着がつく。ただし、今回中央分離帯へ激突するのはジェイソン・ボーンの方なので、前作を見た人はひやっとするわけだ。

さて、マット・デイモンはシリーズの続編への意欲があると報じられていた。ニッキーとの関係がほのめかされただけだったし、最後はニッキーのシーンで終わるので、第4作への橋渡しはできるんじゃないかな。そのときは、またこの監督でやってほしい。




"ジェイソン・ボーン スペシャル・アクションBOX" (ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン)

SONYの“mylo(マイロ)”が手に入ったけど

無線LANプロバイダーのモニターでパーソナルコミュニケーター“mylo(マイロ)”が当たった。なんとなくPSPに似てるようでもあるデザインのユニークさと、無線LANを使ったSkypeのアプリケーションを内蔵している、Google Talkのアプリケーションを内蔵している、そしてWEBを表示できるという機能構成で興味を持っていたので、試す機会ができたのはうれしい。
しかし、ものの1時間も使ったら飽きてしまった。がっかりしてしまった。キーボードを備えても携帯性に有利な大きさはいいのだけど、WEBのページを表示するには小さい液晶だ。
一番期待していたGTalkの動作がどうもおかしい。GTalkの私の使い方は、TwitterやJaikuでブログすることなんだけど、入力したメッセージがJaikuに届いてない。おまけにTwitterにいたってはバディリストに表示されて無いじゃないか。何か私の操作が悪いのかな。
AppleのiPhoneが携帯するコンピュータとして様々なことを可能にしているけど、myloはSkype電話や音楽プレーヤーの域を出ていない。ちょっと使えないハードウェアであった。

mylo



November 08, 2007

『宇宙を復号する―量子情報理論が解読する、宇宙という驚くべき暗号』(チャー ルズ・サイフェ)

著者がサイエンス・ライターなので難解な式など無しで一般の人間でも分かりやすいように、かつ興味を持たせるように書いているので読みやすい。宇宙や量子論、ひも理論あるいは平行宇宙等の関係する最近の研究テーマについて一通り触れられているので、この種の本が初めての人に適しているかと思う。

さて、この本を読み終わって宇宙の存在理由がなんとなく自分の中でまとまりはじめた。量子の世界では“重ね合わせ”という現象があり、事実はそれを観測することによって固定される。原因と結果という因果関係は確率によって決まる世界なのだ。原因と結果は結びついてない。我々が使う、普段使う「偶然」は冷静に考えれば全て起こるべくして起こっているはずなのだが、量子論を組み入れれば、まさに偶然が起こりえることになる。もし、このようなことが無かったとしたら、宇宙は同じ初期状態からは同じ結末を迎えてしまうので、宇宙の創造主にとってみれば実につまらないことであろう。偶然の連鎖が予想だにもしない展開と結末へ向かっている方が興味をそそられるはずだ。なんだか、もしかしたらそういうことなんじゃないかと思ってきた。




"宇宙を復号する―量子情報理論が解読する、宇宙という驚くべき暗号" (チャールズ・サイフェ)

November 06, 2007

「きれいな会議資料は不要」(ジャスパー・チャン)

日経新聞の月曜日の紙面に「仕事術」というコーナーがある。著名な会社のトップがコーナー名の通り仕事の進め方や仕事を上手く進めるために実戦していることを紹介するコーナーだ。
今週はアマゾン・ジャパン社長のジャスパー・チャン氏が登場した。
「最近は会議にパワーポイントの資料を使う例が増えているようですが、うちでは使いません。」
大賛成だ。社内の会議のための資料に力を入れすぎるのは次のような理由で好ましくないと思う。

  • 同じ仕事をしている間柄なら、肝心なポイントだけ説明すれば理解できるはず
  • 資料の作成には労力がかかるので、文章で理解できる相手には無駄
  • 奇麗な資料だと、その見た目のできばえに気を取られて、問題点を見逃してしまう

    驚くようなパワーポイント使いがいる。本当に感心してしまうのだけど、そこまでしないと関係者を説得できないというのは問題であろう。
  • November 01, 2007

    悪くはないイーグルスの新しいアルバム『ロング・ロード・アウト・オブ・エ デ ン』

    昨日、イーグルスの新しいCDが発売された。タイトルは、『ロング・ロード・アウト・オブ・エデン』(Long Road Out of Eden)だ。前のCDからはDVDは出ていて、それも10年近くも前の収録なんだけど、ドン・ヘンリーが一生懸命に歌ってたので、もう無理だろうなあと思ったのだが、視聴してみるとがんばってた。まあスタジオ録音だから何回も取り直しできるよね、なんてえ悪口を思いついても興味をそそられた。ちょっと悩んだ末、買って聴いてみると、これがなかなかよろしい。後世に残るような名曲はみあたらないがイーグルスの曲であるのは確かだ。ということでオススメです。メンバーはみんな還暦を迎えている。老後の資金援助に協力しようではないか。


    ところで、最初iTunesで購入しようかと思って面白いことに気がついた。アメリカのiTunesミュージック・ストアでは購入できないのである。日本のiTMSでは購入できるのに。なぜそうなのかというと、アメリカではウォルマートがダウンロード販売を独占しているからのようだ。





    "ロング・ロード・アウト・オブ・エデン" (イーグルス)

    October 27, 2007

    珠玉の音楽『つづれおり(Tapestry)』(Carole King)

    iTunesミュージックストアをザッピングしながらいい曲を見つけようというのが日課のようになってるが、このアルバムもそうやって自分としては発見。全世界で2,200万枚は売れているそうなのでこれまで知らなかった方がおかしいのも知れないけど、知らなかった。“グラミー賞4部門制覇、全米アルバムチャートで15週連続1位、その後も302週連続でトップ100にとどまるロングセラー”(wikipedia)というんだから、これはすごい。
    キャロル・キングはシンガー・ソングライターで、このアルバムが代表作らしい。出だしからすばらしい曲が続くが、なかでも「So Far Away」、「It's Too Late」あたりは誰でも耳にしたことがあるほど有名な曲だ。「You've Got A Friend」は、James Taylorがカバーして大ヒット。秋の夜しみじみ聴くのに最適だと思う。何回聞き直しても飽きないすばらしいCDです。
    しかし、1970年代は名曲ばかりだなあ。もっと探さなきゃ。




    "Tapestry" (Carole King)

    October 24, 2007

    『日本語の源流を求めて』(大野 晋)

    日本語の言葉がインドのタミル語にとても似ていることに気がつき研究していくと、今も日本に残っている風俗や習慣まで似ているものがあることが分かり、遠くインドから海によって日本に文化や稲作がもたらされたことを解き明かしていく興味深い本だった。

    勝っている文化に出会うと、その文化の言葉が取り込まれていくことは、英語をカタカナで使うように明らかである。この観点で分析すると、日本では縄文時代にポリネシアの言葉が先にあり、弥生時代にタミル語が、さらに中国語が取り込まれてきた歴史になる。その証が今の日本語の中にも残っているというのが驚きだけど、テレビ等によって日本全国が、どちらかというと縄文時代の色が残る東京の言葉に影響され、どちらかというと弥生時代の言葉が残る西日本の言葉が薄められていくというのは、残念なことなのかもしれない。

    "日本語の源流を求めて (岩波新書 新赤版 1091)" (大野 晋)

    October 22, 2007

    ETV特集「21世紀を夢見た日々〜日本SFの50年〜」

    昨夜10月21日、NHK教育テレビでETV特集「21世紀を夢見た日々〜日本SFの50年〜」という番組があった。「日本SF作家クラブ」という、日本のそうそうたるSF作家(福島正実、星新一、小松左京、筒井康隆、手塚治虫など)が名を連ねるクラブの創設からを軸に、彼らが直接関わったからこそ歴史に名を刻むような番組になった、鉄腕アトム、スーパージェッター、ウルトラQ、ウルトラマン、少年ドラマシリーズそして宇宙戦艦ヤマトなどにも触れていた。日本SF作家クラブの創立は1963年。日本の高度成長とは切り離せないだろう。日本が大きく発展していく兆しが彼らのSFというジャンルで書き上げられていく想像豊かな作品群。何か行き詰まっている今の日本から、同じように優れたものは生まれてこないような気がして寂しい。

    October 20, 2007

    新大久保の豚三昧肉「味ちゃん(まっちゃん)」

    夕べは新宿新大久保の「味ちゃん」という店でneerの打ち合わせをしながら飲み食い。この店のサンギョプサルは厚くて評判らしい。たしかにトンチャンよりも厚そうだ。炭火で焼くデジカルビはジューシーでこれまた旨い。デジカルビは喉の辺りの肉なんだって?そして、塩ゆでした豚肉をキムチで巻いて食べるポッサムもいける。満腹であった。

    さて、韓国料理を食べるときの酒は焼酎ですね。そしてその焼酎はチャミスル。日本と韓国のチャミスルは瓶の大きさからして違うけど、味も違うらしい。おまけにその韓国版ではチャミスル FRESHといくのが出たらしいのだが、どうもアルコール度数が若干低いみたいだ。ストレートで飲むのが韓国スタイルなのでどうしても強い。若い人や女性向けにアルコール度数を低くした製品を出したのだろう。

    September 29, 2007

    『プレイ-獲物-』(マイクル クライトン)

    マイクル・クライトンの作品は、大ヒットした映画ジュラシックパークでも分かるように、科学に関するしっかりした知識に基づいたものばかりなので、「これあり!」と思うものばかりだ。この本は、ナノテクノロジーとバイオテクノロジーの未来の可能性から物語にしたものだけど、すぐに現実になりそうなので読んでいくととても怖くなる。似たもので真っ先に浮かぶのはターミネーター2。あの映画では変幻自在に変身する仕組みが分からなかったけれど、いわばこの本に出てくるやつはその仕組みの面白さが中心だ。面白い本で、一気に読んでしまうオススメだ!




    "プレイ-獲物-(上)" (マイクル クライトン)

    グロワール・デ・ディジョン(Gloire de Dijon)が咲いた


    Gloire de Dijon
    Originally uploaded by ninomiya
    日本名はグロワール・デ・ディジョンとかグローリー ドゥ ディヨンと表記されているGloire de Dijon。春にはアブラムシが新芽のところについてしまって一輪も咲かずに終わってしまったが、秋にはなんとか咲いてくれました。写真では大輪のように見えるけど、夏の暑さのせいか実は小さい。淡い上品なピンク。花の形も上品だ。

    September 27, 2007

    『預言者ムハンマド』(鈴木 紘司)

    9.11以来、イスラム教とイスラム教の信者は怖いというイメージしか無いんだけど、多くの人も同じじゃないだろうか。でもそもそもイスラム教に関して何も知らないのでこの本を読んでみた。ムハンマドという表記がこの本では使われているモハメッドの生い立ちや生涯について詳しく知ることができたが、驚くような奇跡を起こしたわけではなく、どちらかというと思想家であり、優れた軍隊の指揮官だったのではないかと思う。砂漠に分散していた部族に、アッラーの啓示というかたちで法律やルールを定着させ、信仰によって次々にまとめった手腕が卓越していたんだろうな。




    "預言者ムハンマド" (鈴木 紘司)

    September 22, 2007

    グレン・キャンベル(Glen Campbell)が恐ろしく良い

    この歌手がいいというひとはまずいないだろう。30年前の歌手なんだからそりゃしかたがない。でも私は気にっている。iTunes Music Storeでたまたま耳にした歌手なんだけど、ジミーウェブの曲だけを取り上げたこのアルバムなんて奇跡でも目にしているように気に入ってしまった。Jimmy Webbをまず知ったのはアートガーファンクルのアルバムだった。25年以上も前の話。感傷的なメロディーがその自分の自分に共感したからだ。とても気に入っていたので数年前にはジミーウェブだけのアルバムを聴くようになった。そしてさらに、ジミーウェブの歌を歌うグレンキャンベルに行き当たったわけである。フォークとカントリーのクロスオーバーかな。こういうところを好む日本人というのもいないかもしれない。グレンキャンベルの力の抜けたところが最高に良い。




    "Reunion: The Songs of Jimmy Webb" (Glen Campbell)

    September 14, 2007

    NHK BS2の「Shibuya Deep A」が面白い

    金曜日夜のテレビで一番面白いと思うのは、NHK衛星放送BS2の「Shibuya Deep A」だ。簡単に言えば、ラジオの深夜生放送のような視聴者との双方向番組なだけなんだけど、ライブ感が伝わり、もし自分も投稿投票すれば、自分のメッセージが採用されるんじゃないかというわくわく感もある。もちろんラジオとは異なるので、ビジュアルをうまく使っているわけだけど、基本的にはラジオと同じ。こういう番組を見ていると、テレビは生放送に限る。テレビの将来は生放送だろうと思う。インターネットではVODがあるからもうテレビに勝った気でいるけど、こういう生番組を見てるとやっぱ生が面白いなあと感じる。
    なお、レギュラーの加藤浩治の濃いいキャラと、何を言い出すやりだすか分からないケンドーコバヤシと、そして謎めいた塚原愛アナウンサーの組み合わせもいいんだなあ。

    September 12, 2007

    『ワープする宇宙―5次元時空の謎を解く』(リサ・ランドール)

    邦題をそのままで受け取ると、宇宙はワープスピードで移動してるのか?なんてえことを考えてしまうけどそうではない。目を引きたいあまりに付けられた題名じゃないかと出版社の悪意を感じてしまう。英語の題は『Warped Passages』で、「ワープ」は「歪曲した」と文中では使われているので、「歪んだ宇宙」というような意味になる。
    著者はどちらかというと“ひも理論”を支持していないが、ひも理論がこの宇宙は10次元あるいは11次元だという考えに触発されて、自分が抱えていた問題が次元が多いことによって解決されることに気がついた。宇宙の中に存在する5つの力の中で、なぜ重力だけが弱いのかという謎は、次元を超えるグラビトンという素粒子によって説明できるというのである。
    分厚い本を読み進むのは苦痛だが、この本のほとんどはアインシュタインの相対性理論やひも理論のおさらいに割かれているので、同じような本をいくつも読んでいる人はかなり呼び飛ばしてしまってもいいかと思う。
    今秋、大型の素粒子加速器が稼働するのでグラビトンの発見は間近かもしれない。見つかれば、宇宙には我々の気がつかないところに余剰次元が存在していることも証明されることになるそうだ。




    "ワープする宇宙―5次元時空の謎を解く" (リサ・ランドール)

    September 05, 2007

    『信長と消えた家臣たち―失脚・粛清・謀反』(谷口 克広)

    この本は題名の通り、織田信長の天下統一に加わったものの主に排除されていった多くの家臣たちを紹介したものだ。「泣かぬなら殺してしまえ」の言葉通り、実にたくさんの武士が殺された。天下統一を目前とした時代において忠実に従う家臣を持ったもが有利なのであろう。些細な失敗を許されずに粛清されたもの、上杉や武田など敵に寝返ったものなどには容赦しない。子供や女性を含めた一族を抹殺された家もあった。そういう厳しさを見せられていたから明智光秀は本能寺で織田信長を討とうと決心したのではないだろうか。(ちなみに光秀はそのとき70才近かかったらしい。ドラマ等で作られたイメージとは違う。)その本能寺のあと、豊臣秀吉は光秀に加わった者のほとんどに寛大だった。信長がほぼ作り上げた天下を引き継ぐ分にはそれで良かったかもしれないけど、その寛大さが徳川に破れてしまう結果につながったように思ってしまう。




    "信長と消えた家臣たち―失脚・粛清・謀反 (中公新書 1907)" (谷口 克広)

    August 28, 2007

    『暗殺のアルゴリズム』(ロバート・ラドラム)

    すでに亡くなっているロバート・ラドラムの新作が出版されるとは思ってなかった。(まだ翻訳されていない遺作は数作あるらしい)
    『暗殺者』(映画日本語タイトル『ボーン・アイデンティティ』)シリーズの3作目が映画化されアメリカで公開されたが、人気を得て好調のようである。この『暗殺のアルゴリズム』も殺人も軽々とこなしてしまうスパイものなので、読み進めばあたかも映画を見ているようにヴィジュアルなイメージが頭に浮かんでくる。これでもかというほどの斬新なアイデアや、世界の各地を飛び回るストーリー展開は、ロバート・ラドラムならではだろう。訳者のあとがきで書かれているように人物の内面描写には乏しいが、エンターテインメントの小説なんだから質が低いというような思いは起こらない。次にはどんな展開が待ち受けているのかという期待で、一気に読み進めてしまった。そして最後に待ち受ける“からくり”は予想だにしない結末だった。




    "暗殺のアルゴリズム 上巻 (1) (新潮文庫 ラ 5-18)" (ロバート・ラドラム)

    August 25, 2007

    『トランスフォーマー』

    予告編だけで面白そうだった映画『トランスフォーマー』を見てきた。まあまあかな。特殊効果は予想通りすごかったけど、カメラワークが好きじゃない。臨場感を感じさせようとしているだろうけど、カメラがぶれたり、あらぬ方向を写したりするところがいやだ。もっとトランスフォーマーを、トランスフォーマー同士の戦いを見せろよ。ストーリーはたいしたことないし、教訓的な映画でもなく、まさに映像を楽しむ映画なのに残念だなあ。レイチェル・テイラーは、なかなかよろしい。

    腸閉塞

    水曜日の夕方、会社でペプシコーラを飲んでいると急にお腹が痛みだした。あっと言う間にその痛みは尋常ではないものになっていった。耐えられない痛み。もがき苦しめども20分ごとくらいにやってくる痛みはなかなかおさまらない。痛みが無い時間帯にやっと医者に行くと、腸閉塞になりかけているという。おかげで翌日は休み、24時間はポカリスエットだけで安静にしていて、なんとか治りかけている。がまんできないから医者に行ったわけだけど、早めに行くべきだったなあ。50才も近いのに未だに入院したこと無いからなんとなく病院には縁遠いと思ってたけど、すぐそばまで着ていた。
    しかし痛かった。まるで腹をエイリアンが食い破って出てくるんじゃないかと思った。無理しないことだなあ。と言いつつ早くビールを再会できる日が待ち遠しい。

    August 19, 2007

    『災いの古書』(ジョン・ダニング)

    ジョン・ダニングの古書店主クリフォード・ジェーンウェイのシリーズ第四作。今回はいただけない。ミステリーのストーリーがつまらない。おすすめできない。
    以下、ねたばれあり。
    恋人エリンとその高校時代の親友ローラとの関係が結局のところなんだったのかよく分からない。親友だったみじんも感じられないところがまずはよく分からないところかな。クリフは「牧師」一味を執拗に追いかけるが、ストーリーに対して関係ないじゃん。犯人が分かっても、無理矢理ストーリーとして仕立て上げた感じで違和感ありあり。




    "災いの古書 (ハヤカワ・ミステリ文庫 タ 2-9)" (ジョン・ダニング)

    August 11, 2007

    『龍馬暗殺の謎』(木村 幸比古)

    これまで坂本龍馬のことは何も知らなかったし興味も無かったけれど、この本で多少は知ることができるかなあと思って読んでみた。暗殺がなぜ謎なのかと言えば、幕府も、薩摩長州および朝廷側も暗殺しそうな理由を持っていたからなんだけど、まあ実行犯は幕府の見廻組に間違いはなさそうだ。どちら側からもよく思われてなかったのは、龍馬は全く新しい体制の国を目指していたからであろう。薩長にしても両国を政権の中心に置き一部のものが権力を握るような国を作ろうとしていたのとはだいぶ違う。龍馬の考えは、この本の最後についている「藩論」を読むとよく分かる。100年以上も前に、これだけの考えを持っていたことに感心させられる。
    「家格とか世襲の家禄精度というようなものは、絶対に廃止しなければならない。」
    この一文にある思想を見ても狙われていたわけが分かる。それはさておき、今の政治家が二世だ三世だと世襲しているのを見ると江戸時代から変わってないと気がつく。もし坂本龍馬が生き残って維新に大きく影響を与えていたら日本は全然違う国になっていたのかもしれない。世襲議員が改革といっても笑止千万。できるわけがないことは自らが示している。




    "龍馬暗殺の謎" (木村 幸比古)

    August 04, 2007

    愛媛県西予市卯之町の「冨士廼屋」が美味

    法事の後の食事会を愛媛県西予市卯之町にある「冨士廼屋」さんでひらいた。どこでやろうか迷っていたときに目にしたのがこちらで食事をしたという人のブログだった。コメントと添えられている写真はいかにも美味しそうなのだ。
    建物はかなり年季が入ってるが、畳の離れは風情があってよい。そして味が抜群だった。宇和海だけにまずは真鯛を中心にした刺身。真鯛はより引き締まるようにカキ氷に包まれて出てくる。他には、(確か山芋で作ったといっていたと思うが)そうめん、煮たとこぶし、陶板焼きの牛肉はここ数年来食べた中でナンバーワンの味だった。最後に天然うなぎ、一緒に出てくる肝吸いがまたまたすばらしい味だった。
    伯父の話では昔は電話番号から「五十番」と呼ばれていたそうでこのあたりでは有名な割烹旅館だそうです。
    大満足のひと時だった。

    July 21, 2007

    月島の「魚仁」


    魚仁
    Originally uploaded by ninomiya
    19日金曜日は同僚と月島の駅からすぐのところにある魚料理が魅力な居酒屋「魚仁」に行った。写真の通りの雰囲気で、我々はこのフレームの外、というか店の外の道路に置いた会議用テーブルで飲み食いしているのだ。この雰囲気が今の時代逆にかっこいいということになる。二人の店員がオーダーを取って運んでなんだけど、暗記力がすごいぞ。二つのグループの10品くらいのオーダーも間違えない。いやちょっと間違えてたところもあったようだ。まあそれも許すし、店員の無愛想さはこの店のブランディングに不可欠なのだという結論でまた許してしまう。
    なんといってもうまいのはマグロ刺身のぶつ切り500円なり。美味い!旨い!その他にはポテトサラダが定番のようだ。この二品だけでもOKなんだけど、マグロのかま焼きも見逃せない。また行きたい。

    July 16, 2007

    iPhoneを入手


    iPhone
    Originally uploaded by ninomiya
    iPhoneが昨日届いた。情報が駆け巡っているアクティベートだけど、まずは正攻法(に近い方法)で行くことにした。プリペイド携帯電話にする方法だ。ところがAT&Tがメンテナンスに入っているということなので、今朝まで待ってアクティベートに成功。日本でプレペイドでアクティベートにする場合の補足情報は、iTMSのUSのアカウントは必要だけど、アメリカの住所で発行されたクレジットカードは必要ではありません。ところで、実は最初iTunesのバイナリコードを書き換えて行う方法をやろうかと思ったのだが、YouTubeを再生できないという情報があるのと、そもそも最新のiTunesでは現地時点では効かないという問題があった。おまけに自分のWindows XPに入ってるiTunesはその最新版にアップデートしてしまったので、息子のPCで強引に行おうとしていたんだけど、そうこうしているうちにAT&Tのメンテが終わったのでプリペイドを試したわけだ。これまでPDAといわれるものはNewtonをはじめいくつか使っているが、iPhoneは良さそうだ。いやAppleだけ考えれば、NewtonによってPDAははじまっているわけで、iPhoneの革新性はタッチスクリーンだけで、むしろNewtonの方が時代のはるか先を行く革新性を持っていた。CPUやWiFiによってより使えるものにはなっているけど、何か新しいことが起こったわけじゃないよなあ。じゃあなぜiPhoneを買ったかというと、やっぱりAppleのもの作りは感性の深い部分に訴えてきて、持ちたいという欲求に逆らえないからだ。

    July 09, 2007

    日記を書くのに最適な「Journler」

    Macintosh用のアプリケーションで「Journler」というのがある。英語ではジャーナルとか、ジャーナリングという言葉で表現されるようで、要は記事をどんどん書いて行くという行為なのかな。思い立ったことをどんどん書いて行くのに使えるし、ブログへの書き込みもできる機能がある。公開しないプレイベートの日記をつけていくのには最適だと思う。カレンダーや、カテゴリーやタブを活用していて使いやすいインタフェースだ。

    さて同じようなソフトがWindows用にもないかと探してみたがごくわずかしか見つからなかった。しいてあげるならば、「EverNote」だろう。しかし、生憎このアプリケーションはほとんど日本語に対応していない。rich textというのでなんとか日本語を入力できる程度だ。

    Journler - Wherever Life Takes You

    href="http://www.evernote.com/en/">EverNote - A single place for all your notes!

    『江戸の妖怪事件簿』(田中 聡)

    江戸時代、妖怪の類いは当たり前だと人々は思っていたそうなのだ。狐に取り憑かれたり、狸にだまされるのは、今の時代、生物学、化学、物理学で実証されていることと同じくらいに何の不思議も感じずに受け入れられていた。言わばオカルトじゃなくて、科学だったんだろうなあ。さらに、むしろ幽霊を信じていなかったようで面白い。暗がりで怖いのは幽霊じゃなくて妖怪ということになろう。
    この本を読むと、そういう事例を知ることができる。




    "江戸の妖怪事件簿" (田中 聡)

    July 01, 2007

    「ダイ・ハード4.0」はダイ・ハードだった

    年を取ったジョン・マクレーンことブルース・ウィルスに、もうダイ・ハードなんて無理だと言う先入観もあって、見るに値しない悲惨な作品になってるんじゃないかなあと思ってたら期待は裏切られた。(本当はパイレーツ・オブ・カリビアンをもう一度見ようと思ってたら満席やいい席がないので、見てしまった。)面白い!そりゅあ余計に頭の毛は無くなって、このネタも作品の中で使うありさまだけど。マクレーンのめちゃくちゃぶりは健在だ。高いところから落っこちようが、拳銃で撃たれようが、走ってる車から飛び降りようが不死身。精神力で敵を追いつめて行く。ストーリーは単純だけど、この追いつめて行く迫力がダイ・ハードの魅力なんだなあ。マクレーンの妻は出てこないが、娘が登場。しかしただの娘じゃない。ちゃんと父親の血を受け継いでて、それを表現しているいくつかのシーンは笑えるし、それがさらにマクレーンの魅力を後押ししてるようだった。一緒に行動するハッカー役のジャスティン・ロングもいい演技をしてる。

    「ダイ・ハード4.0」公式サイト

    June 30, 2007

    『三種の神器―謎めく天皇家の秘宝』 (稲田 智宏)

    “三種の神器”という言葉と、その3つが、それぞれ剣、玉、鏡であることぐらいは知っているけど、それらがどこからもたらされ、どんな歴史を経て今に至ってるかを解説してくれる本だ。
    魔力があるんだろう、なんてえことをまずは考えるけど、そういった言い伝えはほとんどないらしい。それどころか、祟られるということで本物は伊勢神宮や熱田神社に祀られ、その代わりのものが皇居にあるそうだ。なあんだレプリカか、と思っては行けない。長い年月を経ても同じものである必要ではなく、“形代”として同じ神が宿ればそれはそれぞれの神器なのだ。ちなみに鏡は最初と同じものが伊勢神宮に残っているらしい。まあ一番興味あるのは、それぞれがいったいどんな姿形をしているかということだけど、天皇でも見ることは無いらしい。歴史上、覗いちゃった人たちはいるそうだけどね。特に、玉は本当に玉なのかどうか分からないというんだから、よけい見たくなってしまう。




    "三種の神器―謎めく天皇家の秘宝" (稲田 智宏)

    June 29, 2007

    パット・オースティンのオレンジ色が奇麗です


    Pat Austin
    Originally uploaded by ninomiya
    パット・オースティン(Pat Austin)が咲きました。一ヶ月ほど前に買ったばかりで、買ったときから黒点病になってるのはわかっていたけど色が奇麗そうなので開花を待ちに待ってました。あきかわらず病気の方は残っていて心配だけど、花は元気そうです。オレンジ色のバラもいいものです。

    June 24, 2007

    携帯電話向けのサービスを開発中。テストに協力していただける方を募集しま す。

    約1年前から携帯電話向けのサービスを企画しはじめ、やっと開発も最終段階に近づいてきた。まだかなり荒削りなので、あるべき機能が無かったりするけど、私が自信を持っておすすめできるいいサービスにできあがってきました。そこで、このサービスのテストに協力いただける方を募集します。実際にテスト開始になるのはもう少し先かもしれませんが、ご了承の上、私宛に携帯電話のメールアドレスをご連絡ください。

    それはどんなサービスかですが。簡単に言えば、今まで携帯電話のメールでできなかったことが、携帯電話のメールをいつも通り使っているだけでできてしまいます。携帯各キャリアーに同様のサービスはありません。Gmailをある意味凌いでいると自負しています。サービスの名称は「neer」。

    よれよれになってきたGeoCitiesのTシャツ


    GeoCities
    Originally uploaded by ninomiya
    Tシャツで10年くらい着ているものが何枚もあるんだけど、この写真はその一枚でかつもっとも愛着のあるもの。アメリカのジオシティーズの当時の担当者が送ってきてくれたものだ。私もジオシティーズの担当者であったからでもあるけど、ロゴ周りのデザインも気に入っている。Tシャツ自体はかなり疲れてきたけど、まだまだ着れるな。そういえば、日本のジオシティーズでも昔のロゴでTシャツを作ったなあ。

    同じ味噌を買ってしまう不思議

    年を取ってきて記憶力が悪くなってきたというほどのことでもないはずだが、全く同じ味噌をスーパーで買ってきてびっくりしたことがある。スーパーに行けば、味噌は20種類は並んでいると思う。有名なブランドがあるわけではなく、ネーミングもパッケージも似たり寄ったりなので、買うときには製品の特徴をパッケージの文言から読み取り、無添加かどうか、赤みそか合わせ味噌かなんてえことを考えながら選ぶわけだ。選択項目は片手以上あるはずで、その選別から2回続けて選んだことになる。それだけ自分の中にある好みは揺らがないんだなあということにびっくり。そしてなんと同じときに購入したポテトチップスと全く同じものがまたもや買い置きされていたのであった。

    June 23, 2007

    デプレ・ア・フルール・ジョーヌが咲いていた


    Desprez a Fluer Jaune
    Originally uploaded by ninomiya
    デプレ・ア・フルール・ジョーヌ(Desprez a Fluer Jaune)が今年も咲きました。たくさんの花をつけています。淡いアプリコットの色合いはとても美しく、香りもとてもいい。寒冷地でも冬を越して元気に育つようです。

    June 17, 2007

    浅草、浅草寺、雷門、隅田川


    雷門
    Originally uploaded by ninomiya
    つくばエクスプレスを通勤に使ってるので、浅草はいつも通過している。ということで、数年ぶりで浅草をぶらぶらしてみた。いやー、人の多さにはびっくりしました。もちろん観光地として特に外国人には面白いところだろうとは思うんだけど、けっこう若い日本人もいる。もっと寂れた感じになっているかと思ったけど、昔ながらの店舗も外装を奇麗にしていてテーマパークみたいになってる一角もある。
    お昼は昭和6年創業という「つるや」といううなぎ屋さんでうな重とエビス黒ビールの小瓶。ここも十数年前に来た記憶がある。外の喧噪からを感じさせない、レトロな内装が落ち着きます。以前食べた上野のうなぎもそうなんだけど、スーパーのうなぎの味からみるとかなり薄味だけど、これが本来の味付けなのかもしれない。
    隅田川公園にはほとんどホームレスの姿が無くなっているようだ。権力を見せつけるような墨田区役所もなにか違和感を感じる。東武の浅草駅に出入りする電車はあいかわらずかなりゆっくり走っている。こぎれいに改装された堤防には梅雨じゃないかのような暑さをしのいで休んでいる人たちがたくさんいた。

    『騎士と妖精 ブルターニュにケルト文明を訪ねて』(中木康夫)

    『騎士と妖精―ブルターニュにケルト文明を訪ねて (1984年)』(中木 康夫)を図書館から借りて読んだのだが、とても良い本だった。丁寧な取材と知識によって、ヨーロッパのケルト文化を歴史、風俗、伝説や童話もふまえてまとめられている。この前読んだグリム童話に関する本からも分からんだけど、ヨーロッパはキリスト教によって大きく変わった。学校の歴史じゃあこんなに教えてくれないけど、ヨーロッパの根底にはケルト文化が残ってるんだろうなあ。聖杯伝説や、アーサー王の物語、トリスタンとイゾルデ、青ひげ、ワーグナーの歌劇、さらにはジャンヌ・ダルクまでケルトとの関係を解説してくれる。歴史は面白い。

    June 04, 2007

    RSSCalendar がebayでオークションにかけられている

    優れたカレンダーサービスの一つとして数年前に気になっていたRSSCalendarが創業者によってebayでオークションにかけられている。(「RSSCalendar Reaches The End Of The Road」)カレンダーサービスは、必要そうでなかなか使われないサービスだから苦労しただろうなあと思う。おまけにGoogle Calendarみたいな操作性もビジネスモデルも優れたのが現れるとなかなか付け入る隙は無くなる。早く見切りを付けてしまい、次の芽を探す。でも愛着あるサービスだから誰かに引き取ってほしい。なんてえことじゃないだろうか。
    悲しさのもう一つは、オークションがたった5万ドルでスタートしているところだ。すごい金額でバイアウトできたサービスがある一方で、それなりの評価を受けてもこういう最後に行き着いてしまうものもある。たくさんのウェブサービスが世界中で次々に生まれているが、大成功をおさめる確率は低い。でも次のGoogle、つぎのYouTubeを夢見てチャレンジするのだ。がんばろう!


    ISPが3GBの無料ウェブメールを提供する理由

    ニフティが3GBという容量を無料でも使えるウェブメールサービスMail@niftyをはじめた。なぜISPのニフティがGmailやYahoo! Mailに対抗しなければならないのか。それはISPにとってメールアドレスが顧客をつなぎ止めておく最強の武器だったからだ。これまで一般的な日本のインターネットユーザは、ISPが提供してくれるメールアドレス、メールサービスを本家にしていた。ISP以外のサービスに登録するときや、ちょっと知り合っただけの他人とメールをするときには、フリーメールのアドレスを使っていた。プライマリーのメールアドレスは、銀行の口座のように大切にされていた。フリーメールは、それほど軽く見られていた。機能も容量も、そしてウェブメールなので操作性に劣っていたから仕方あるまい。ところが2GBを提供してくれ、機能もAJAXを多用して操作性にも問題ないGmailの登場はウェブメールの優位性を見せつけてくれた。つまり、メーラーというアプリケーションのインストールや設定が必要ない、メールが増えることでメーラーの動作が悪くなることがない、パソコンを買い替えるたびに過去のメールを失わなくていい、自分のパソコンがなくても他人のパソコンででも自分に届いたメールを確認することができる、というような点だ。もうメーラーは捨てるべき時代になっている。フリーメールを本家にされてしまうと、同じISPに固執する必要はなくなる。安いISP、回線速度の質がいいISPにどんどん乗り換えて行けるようになる。会員数は限界に来ており、ISPは会員の食い合いになるからフリーメールよりも優れたメールサービスで優位になろうという戦略はありえる。
    てなことを考えつつ試しに登録してみたが、いきなりニフティは障害を起こしている。

    「【お詫び】
    現在、新規の無料メールアドレス(@nifmail.jp)が取得できない状態が発生しております。
    大変、ご迷惑お掛けいたしますが、復旧まで、しばらくお待ちください。」


    優位に立とうという戦略だったのに、これでは逆効果になってしまう。そもそも、100年間使える容量を提供するなんて安易な罠を使うくらいだから準備が甘いんだろうなあ。

    June 03, 2007

    『グリム童話の世界―ヨーロッパ文化の深層へ』(高橋 義人)

    「シンデレラ」や「白雪姫」などで有名なグリム童話について生い立ちやキリスト教徒の関係、あるいはキリスト教徒以前のケルト文化との関係を丁寧に掘り下げて説明してくれるので、グリム童話の世界を興味深く読むことができた。そこで改めて感じたのは、童話というのは子供の教育の過程で生まれたんだろうなということだった。罪を犯せば罰せられる。誠実であれば幸福になれる。動物を大切にすれば、結果的に自分たちの生活に役に立つ。などなどの教えは、物語と一緒に記憶の奥に残る。何をすべきか、何はしてはいけないのかを、文字を読めなくても口伝えで継承して行ける。人間の深層心理に訴えるものが根底にあるから大昔の童話も残ってるんだろうなあ。




    "グリム童話の世界―ヨーロッパ文化の深層へ" (高橋 義人)

    May 25, 2007

    『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』は奥が深い

    『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』を24日の前夜祭で見てきました。見てる最中は、驚くほどのできじゃないんじゃないかと思っていたが、最後のシーンとさらにエンドロールの後にあるシーンを見てから、考え始めてしまった。何かがある!


    帰りの車の中では家族で意見交換。結論は続編があるということ。続編への布石が冒頭のシーンからあると思う。おまけに続編のストーリーまで意見が一致してしまった。3部作完結!と宣伝文句にあるが、3部作は終わってもその後が無いとは言ってない。それどころか、入場の際に渡されたパンフレットを読むと続編が臭わされている。これは続編ありまっせ。思いついた続編のストーリーは秘密だ。


    いやーしかし奥が深い3部作だ。改めて第1作から見直さないと行けない。疑問だらけ、布石だらけだと思う。おまけにワールドエンドももう一度見直したくなる。すぐに見直したい。見直さないと推論は確信に変わらない。最後のシーンでジャック・スパロウがささやく言葉と海図に書かれている言葉を確かめなければならない。(ついでに、カニが沢山現れるシーンでひっくり返ってるカニがいたと思うんだけど、それも確かめたい。)


    Yahoo!映画のレビューで「主役が分からない」みたいなことを書いてるのがあったけど、主役は“絡み合ったストーリー”なんじゃないか。観客は、その絡み合ったストーリーを解くつもりでみれば大変楽しめる作品なんだ。だからその謎解きにはまったエンドロール後に、めちゃくちゃ面白い作品に評価が変わっていた。

    May 21, 2007

    ケータイにも対応した「Remember The Milk」がとてもいい

    仕事でやらなきゃならないこと(TODO)を次々に片付けていく時、その項目を管理するのに便利なwebサービスがいくつもある。その中で一番いいなあと思うのが、「Remember The Milk」だ。サービスのネーミングもそうだけど、インタフェースもとてもフレンドリーだ。タスクやリストという言葉の使い分けがちょっと分かりにくいのはご愛嬌。AJAXもうまく組み込んであってストレスなく操作することができる。
    オーストラリアで開発運営されているサービスだけど、いつの間にか日本語版のページはできてるし、さらに最近日本の携帯電話にも対応した。認証もうまくやってるようだけど、日本人の協力者がいるのかな。
    このサービスを使って、仕事のタスクだけじゃなくて、プライベートでやるべきことをガッシガッシ入力して、ガッシガッシと終了させていこう。

    May 20, 2007

    笠間で陶器を


    回廊ギャラリー門
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    久々に笠間に行ってきた。住んでいる流山市から高速を使うと1時間以内なので気軽に行ける。着くと見て回る店とルートはだいたい決まっている。“ギャラリーロード”を中心に一回りだ。
    まずは「きらら館」。広い店内では沢山の作家の作品が販売されている。無料のコーヒーをいただけるのも一休みができてうれしい。ここではロイ・マーティンさんの小さめの湯のみと個展が開かれていた櫻井あゆみさんのマグカップを購入。
    次は「回廊ギャラリー門」。ここは以前にも紹介したが、中庭を取り囲む回廊で展示がされている。とてもユニークな建物だし。すばらしい空間を作っている。もちろん並んでいる作品もおしゃれで洗練されているものばかりだ。ここでは古川雅子さん(八郷葦穂窯)の鉢などを購入。

    「笠間工芸の丘」は芸術の森公園という広大な公園の中にある。建物奥のスペースでは笠間で有名な作家の作品が展示即売されている。数十万円の壷なんてえまさに工芸品も置いてある。ここでは細長い皿を購入した。

    こじんまりとした「ギャラリー舞台」も建物がおもしろい。こういう家に住んでみたいものだ。作品は新進作家のものが中心かな。以前こちらで工藤真人さんの鉢を購入しているが、今回もその鉢とデザインモチーフが同じ小さな鉢を買った。全体的には織部焼ぽいが、パワーを感じさせるデザインが気に入っている。

    この後はギャラリーロードを離れ、「やきもの通り」でぐるっと友部ICにもどるコース。今回のひとつの目的はロイ・マーティンさんの皿を探すことだったが、「バグーズ」という店にあったような気がして訪れていい作品を発見。皿というよりは鉢だけどデザインと形がいいので購入しました。

    いやー、今回は結構買ってしまいました。

    ロイ・マーティン

    May 13, 2007

    ハイブリッドティーの白いバラ Virgo


    Virgo
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    本当はこれと一緒に買ったピースの方をちゃんと育てようと思ったんだけど、そのピースは枯れてしまったので残った方の白いバラ。名前もちゃんとひかえてなかったんだけど、どうもVirgoのようだ。しかし、思いのほか美しいバラなのでびっくり。香りもそこそこします。
    ところで、日本語ではビルゴとか、バルゴとか、ヴァルゴとか、ヴィルゴとか書き表されているけどいったい正解はどれ?

    May 08, 2007

    今年もArchiduc Josephが咲き始めた

    ゴールデンウィークに入って寒さもひと段落したせいかバラが咲き始めた。特にこのアルシデュック・ジョセフが元気ですでに5輪咲いてくれた。夕べ見たときは書籍などに説明があるとおり剣弁咲きだったが朝にはご覧のとおりのロゼット咲きになっていた。脇に並んだ他の品種のバラはうどん粉病になったり、アブラムシがついたりしているが、この品種は元気です。どんどん咲いてくれそうだ。

    Archiduc Joseph

    April 21, 2007

    永遠の歌声、カレン・カーペンター

    昨晩のNHKプレミアムテンはカーペンターズを取り上げたものだった。カーペンターズは、おそらく日本のヒットチャート上位に最も入ったアーティストではないだろうか。1970年代、日本でも大ヒットした。メロディアスな音楽は兄リチャード・カーペンターの作曲や編曲の才能によるものだろうが、早世した妹カレン・カーペンターが伝説のようになっていて全盛期から30年あまりたった今も人気はある。番組には有名人(フィル・ラーモン、ハーブ・アルバート、フィービー・スノーなど)のインタビューもあって力が入っていた。1年間に200回以上の公演を行ったこともあったそうで、そんな状況がまずリチャードを薬依存にして、カレンは拒食症へ、ということになったのではないかという考えに基づく番組になっていた。世界中のスターに上り詰め、その直後に若くして亡くなってしまった歌姫というストーリーは永遠の話題だろうが、単純に彼らの音楽を楽しみたい。
    さて、2週続けてNHKプレミアムテンに見入ってしまった。いい番組だと思う。最近NHKスペシャルがつまらないと感じてるが、力はこっちの方にかけてるのだろうか。ところで、日本のiTunesミュージックストアを覗いてみると、カーペンターガのアルバムがベスト10に入ってるじゃないか。恐るべし。




    "Gold: 35th Anniversary Edition" (The Carpenters)

    April 17, 2007

    micro bloggingをしよう

    以前紹介したTwitterがアメリカなどで人気爆発のようだ。おかげでサイトがめちゃくちゃ重くなっている。あっちでもこっちもTwitterの話が出ている。
    バージョンアップも時々行われてるんだけど、これもいけない。以前紹介した時点ではsoftbank携帯からSMSで更新できてたんだけど、日本語は通らなくなった。と、書いてて思い当たった。実はGoogle Talkでも更新できるんだけど、メッセージの頭に半角文字が入ってるとはじかれないことが分かったので、もしからしたらこの法則はSMSにもあてはまるかもしれないなあ。

    さて、このTwitterでできた言葉なのか、“Micro Blogging”というらしい。1〜2行の短いメッセージをどんどん追加して行く行動にぴったりだと思う。私も時々micro bloggingしてるけど、その結果はこのページの一番下にある。今何をしているのか、何を食べているのか、何を考えているのか、などなど、今をみんなに伝えて行くのだ。ブログは書く時に文脈なんかを一応考えてやるので結構時間がかかるけど、これだと気軽に即興で書ける。友達が何してるかなんてえことを伝え合うときにはmicro bloggingの方がいいだろう。






    Twitterとそっくりのサービスがある。Jaikuだ。誰かはHaikuからネーミングされてるなんて書いてたけど、確かに短いメッセージの面白さを追求して行くと俳句だろうからよく分かる。このJaikuは、Twitterに比べると最初からコミュニティ要素が備えられている。でも、まずはmicro bloggingの面白さを追求しようというシンプルさで私はTwitterの方が好みだ。

    さあ、みなさんもmicro bloggingをしましょう。

    April 14, 2007

    幸せってなんだっけ?

    昨晩のNHK「プレミアムテン - 春節!上海巨大バスターミナル」はとても感慨深げな番組だった。

    2年前、上海に誕生したアジア最大のバスターミナル。48か所のゲートから放射線状に中国全土へ向かうのは名物二段ベッドの寝台バス。 春節(旧正月)を迎え、背丈を超える風呂敷を背負った人々が続々集まります。さまざまな事情から家族と離れ、上海へ集まった人々が一年ぶりに故郷へと帰ります。最長で3日がかりの旅。
    バスターミナルに集う人々を故郷ではどのような人が待っているのか?上海に出てきた目的は何だったのか?



    春節の前にこのバスターミナルではついに一日5万7千人の乗客を2,000台のバスで送り出すというすさまじい状況になっていたが、それはサブストーリーでしかない。そこで映し出される人間像がすばらしかった。

    バスに乗り遅れた兄弟若夫婦2組は大金で切符を買い直さなければならなかった。同じく乗り遅れた初老の女性は、文字が読めないので切符に書いてることも分からないが、見かねた若い男性が手助けをしてくれた。一年間働いたのに給料をもらえない4人組の男性は、やっと切符代だけは払ってもらい故郷へと向かうが、すでに満足な食事をするお金もない。
    赤ちゃんを連れた若夫婦は、二人で運べるくらいの家財道具一式とともに、これから次の働き先に向かうところだった。妻は、自分たちの学の無さを嘆いていたが、悲壮感は無い。とても幸せそうだ。夫は自分の子供が将来人の役に立つ人間になってくれることを望んでいて、お金持ちになるようなことは全く期待してないようだ。
    朝強盗にあって一年間に働いてためたお金を盗まれた初老の男性の言葉が心を打つ。「人生に順風満帆なんてない。人は良くなろうと思うから生き続けられるんだ。」首にナイフをつきつけられた直後には見えない。前向きな正確が映像からにじみ出ている。
    バスターミナルの前のラーメン屋で成功した主人は、上海の発展の貢献者はこういう人たちなんだという。共産主義の中国は、いまや日本よりも金持ちが多い国になっている。貧富の差は想像を絶する状態だが、貧しくても前向きで幸せそうな様子を見ていると、お金じゃないんだなあと今更ながら感じさせられる。

    April 10, 2007

    62歳のミッシェル・ポルナレフ、34年ぶりツアーだそうだ

    朝日新聞の夕刊でミッシェル・ポルナレフが母国フランスで34年ぶりのツアーを行っていて人気を博しているという記事が出ていた。(「62歳のM・ポルナレフ、34年ぶりツアー」)日本では時々CMで曲が使われるので当時を知らない人たちも聞いたことがあるんじゃ無いかと思う。一番流行っていたのは、日本でも35年前くらいだろう。私は中学生だったが、『愛の休日』や『シェリーに口づけ』は好きな曲だ。記事の中でもちょっと触れられているが、アルバムのジャケット写真で(当時にしてはかな)過激なのがあったが、友達とはお笑いネタだった。LPを一枚とシングルを一枚持っていたように思う。そうそう、愛車にはMDが置いてあったっけ。日本にツアーで来日しそうな雰囲気だけど、気になるなあ。記事の通り当時と同じ歌声を62才でも出しているのなら行く価値はあるかもしれない。




    "ポルナレフ・ベスト" (ミッシェル・ポルナレフ)

    April 09, 2007

    『だれが信長を殺したのか』(桐野 作人)

    明智光秀がなぜ信長を本能寺で暗殺したかという歴史の謎は卑弥呼の邪馬台国がどこにあったかという謎と同じくらい日本史の話題になる永遠のテーマだと思う。本能寺の変については数多くの説と本が書かれている。この『だれが信長を殺したのか』という本も歴史の周辺事実からなぜ明智光秀が?ということに迫ろうというものだ。
    この著者の説は、四国全部を支配下に置こうとしていた長宗我部元親の仲介者であり、側近が元親の義兄という光秀が、信長の四国政策の転換によって織田政権内でのポジションが低くなるのが明らかになったからだという。本書を通してこの説を否定できるようなところはなかったけれどなんだか面白くない。これが現実なのかもしれないけど、逸話で紹介されている、“織田信長が明智光秀の頭をたたいたら光秀の鬘が落ちた”なんてえことが実は謀反の本当の理由だったりしたほうが、よほど数百年の謎にはぴったりくるなあ。この類いの方向として、以前紹介した『信長と十字架―「天下布武」の真実を追う』(立花 京子)で書かれているイエズス会が関係していたというのもある。桐野作人さんは数カ所で立花さんの説の否定を行っているが、まさにこの本が出たからこそ反論の意味で出版したんじゃないかと思う。
    いずれにせよ本能寺の変に興味のある人は読むのをお勧めする。




    "だれが信長を殺したのか" (桐野 作人)

    April 08, 2007

    ル・クルーゼの黒


    ル・クルーゼのココット・ロンドの黒(22cm、3.3リットル)がイトーヨーカドーで1万円に値引きされていたので購入した。黒はホーローぽくないし、他の色に比べてかわいくないので人気ないんでしょうね。でも男の料理で使うならブラックだ!てな理由もあり購入。実はちょっと前までは1万3千円の値札がついていたが、それでも売れないのかもっと値引きしていたのだ。我が家にはすでにグリーンのがあるので2つめ。まあいいじゃないか。
    作ったのは豚肉とじゃがいも、にんじん、たまねぎ、にんにくを放り込んで、塩コショウとオリーブオイルをかけて煮込んだもの。こういう料理が手間をかけずに美味しくできあがってしまうところがル・クルーゼの威力ですね。ちなみに付け合せのサラダは、水菜とトマトに鰹節をかけ、ポン酢をドレッシングにしたものでした。

    今日の料理

    March 27, 2007

    “日本一の無責任男”植木等が亡くなった

    植木等が今日亡くなったようだ。クレージーキャッツのメンバーだけど、印象に残ってるのは『スーダラ節』に代表されるようなめちゃ楽天的な歌と、強引なやりかたでのし上がって行くようなサラリーマンを演じた映画だ。はちゃめちゃなキャラクターは魅力的なのだ。60年代というのはサラリーマンが無限大の可能性を持っていた時代なのかな、あるいは逆説的に描いていたのかもしれないけど、今サラリーマンの身とするとかっこいいなあと思うのです。




    "クレージーキャッツ 日本一ボックス" (植木等)

    March 26, 2007

    ナイト ミュージアム

    ナイト ミュージアム』をTOHOシネマズ 流山で見た。しかし、期待してたんだけど裏切られてしまった。ストーリーのアイデアはいいと思うんだけど、薄っぺら過ぎる。“ボケボケ”無職男が立ち直っていくのがストーリーの中心のはずなんだけど、どう見ても博物館展示物の馬鹿騒ぎの一員にしか見えない。エンドロールが出て、なんであれでハッピーエンドなのかさっぱりわからなかった。単純に博物館の夜警という仕事にはまったので安泰!ということなんだろうなあ。
    ベン・スティラーの主演なので大爆笑間違い無しと思ってたのに、そんなシーンは皆無に等しい。カーラ・グギーノもせっかくの美貌は何のためなのかストーリーへのからみが希薄だ。ロビン・ウィリアムズも名優ぶりは伺えない。あーあだ。

    March 11, 2007

    草津

    草津まで行ってきた。草津は20年ぶりくらいになるかと思う。
    まずは腹ごしらえ。「三国屋」という蕎麦屋で「山菜おこわ御前」(1200円)と冷や酒を堪能。そばも酒もたいへんおいしかった。
    写真は湯畑なんだけど、よく知られたアングルからはあえて外してみた。硫黄の臭いが心地よい。
    お風呂は「大滝乃湯」という町営の施設を利用した。無料の駐車場が完備されているとは知らなかった。建物や設備には年季が入っているが、白濁したお湯は最高。男性の露天風呂は外から丸見えなのにはびっくり。体についた硫黄の臭いは夜まで残っていた。

    湯畑

    January 26, 2007

    gooブログよ、さようなら

    gooブログが、『gooブログヘッダ』というのを各ページの最上部に入れ始めた。同じようなことをやっているのはYahoo!ブログ。私は、Yahoo!ブログの持っとく良くない点がこれだと考えている。ブログというのはブロガー個人の物。ブログはブロガーの自己表現のツールである。なのに、このブログの所有者はブロガーではなく、ブログサービスの提供者と見える。gooブログのためにブログを書いてるんじゃないだから、こんな余計なものはいらない。自己表現のためにテンプレートを増やしてたんじゃなかったっけ?
    立ち上げに関わった者として、すでに私の考えと関係なくなってしまったgooブログなのは仕方がないけど、残念だなあ。

    gooブログ スタッフブログ 『gooブログヘッダ』導入のご報告

    January 22, 2007

    クライブ・カッスラー原作の映画化『サハラ~死の砂漠を脱出せよ』だが

    全く期待していなかった映画なんだけど、クライブ・カッスラーのダーク・ピットシリーズの原作『死のサハラを脱出せよ』だからいっちょ見とかなきゃなんないなあと思っていたんだけど、パッケージの表紙を見ただけでこりゃダーク・ピットじゃない。ダーク・ピットどころか相棒のアル・ジョルディーノもサンデッカー提督もぜんぜんイメージが違う。原作のストーリー展開は謎を突き止めて行くスリリングさがあるけど、ぜんぜんそんな感じじゃない。映像のシーンも何かつぎはぎだらけの印象だ。
    こりゃ続編は無いんじゃないの。




    "サハラ~死の砂漠を脱出せよ" (マシュー・マコノヒー)

    January 11, 2007

    『宇宙のランドスケープ 宇宙の謎にひも理論が答えを出す』(レオナルド・サスキンド)

    とてつもなく大きな宇宙だけど未だに地球外の知的生命体には遭遇していないし、宇宙を観測してもその痕跡も見つからない。こういう状況を見ると地球というのは特別な存在で、さらに人間というのは実は宇宙の中で唯一の知性を持った生物なのではないかとみなすこともできる。ところが、この宇宙そのものの存在自体がきわめて稀なものであるかもしれないそうだ。

    宇宙の物質を突き詰めて行けば、全てのものは10-33cmくらいの“ひも”であるというのが「ひも理論」の一つの考え方で、著者はこの理論を最初に考えた一人である。そのひも理論を研究しているうちに、宇宙の物理常数は10500のパターンを持つ可能性があることが分かった。つまり、光の速度や素粒子の質量や電荷などのバリエーションが生まれ、我々の宇宙はそのうちの一つの可能性でしかない。他の宇宙がどういうものになるのか確しかめるすべは無いが、中には星や銀河も作られない宇宙もありえるそうで、我々の宇宙自体が稀なものであるかもしれないのだ。

    あまりにも確率の低い結果として存在しているわけだから、この宇宙が何かの意思によって設計されたものではないかという考えはどうしてもぬぐいされない。




    "宇宙のランドスケープ 宇宙の謎にひも理論が答えを出す" (レオナルド・サスキンド)

    January 08, 2007

    家族をテーマにしたTVドラマが少ない?

    年末NHKのBSで、昭和の思い出の番組を語り合うのがあったが、その中で『寺内貫太郎一家』(Wikipedia)が大きく取り上げられていた。NHKで民放の番組を掘り下げるなんて時代も変わったなあと思う。おまけに樹木希林は「ジュリー~」までサービスしちゃいました。このドラマの細かい話は別として、なかで語られていてそうだなあと思ったのは、70年代のTVドラマは家族をテーマにしたものが主流だった。それは当時の家族構成を反映していたが、ひとつの家庭内の構成人数が少なくなり始めていたのでなおさら家族をテーマにしたドラマがもてはやされたのだという。今や一家庭の人数は限りなく2人で家族という言葉さえ死語になりそう。80年代はトレンディドラマの時代?家族をテーマにしたドラマを面白く感じられるような時代はもう来ないのだろうか。

    『ボーン・スプレマシー』

    正月後の3連休、暇を持て余しDVDを購入。最近安いDVDが増えたので買いやすい。でもいざ買うとなると迷うわけだが、第一作の『ボーン・アイデンティティ』がまずまず面白かったので、第二作の『ボーン・スプレマシー』にした。原作がかつてはまったロバート・ラドラムの『暗殺者』シリーズなのでなおさら気に入っている。
    これが面白かった。『ボーン・アイデンティティ』よりもできは上じゃないかなあ。カーチェイスシーンで顕著だが、カメラワークがとてもいい。特典映像でそのわけが分かるが、そのためにポール・グリーングラス監督が選ばれていたんだ。正直カーチェイスを見始めたときに頭をよぎったのは、アクション映画にはおきまりのカーチェイスがはじまったということだった。しかし、終わったときにはため息をつきたくなるほど驚いていた。
    アクションシーンだけではなく、一人だけの戦いや、殺した夫婦の子供に真実を伝えるためだけに生死をかけて邁進して行く様子で、ボーン個人というものもよく描けていたと思う。
    こうなると第三作も見たくなる。ロバート・ラドラムのこのシリーズでは確か第三作もあったが、ストーリーは映画とのイメージとは結びつかない。原作者が亡くなっているので、新しい『暗殺者』を見てみたいものだ。




    "ボーン・スプレマシー" (マット・デイモン)

    January 06, 2007

    団塊世代、4人に1人が移住を希望

    日経新聞社が団塊世代を対象に行った意識調査によると、ほぼ4人に1人がIターンやUターンで移住を希望している結果になったそうだ。これは驚くべき数字じゃないだろうか。この率だと40万人ということになる。地域活性化につなげられそうだし、ビジネスの芽になりそうで注目できる。
    ちなみに、移住先の希望として第1位は沖縄、そのあとは首都圏や中部、海外、北海道というような順番になっており、田舎やリゾートと都会という両極が結果には現れている。