『ボーン・スプレマシー』

正月後の3連休、暇を持て余しDVDを購入。最近安いDVDが増えたので買いやすい。でもいざ買うとなると迷うわけだが、第一作の『ボーン・アイデンティティ』がまずまず面白かったので、第二作の『ボーン・スプレマシー』にした。原作がかつてはまったロバート・ラドラムの『暗殺者』シリーズなのでなおさら気に入っている。
これが面白かった。『ボーン・アイデンティティ』よりもできは上じゃないかなあ。カーチェイスシーンで顕著だが、カメラワークがとてもいい。特典映像でそのわけが分かるが、そのためにポール・グリーングラス監督が選ばれていたんだ。正直カーチェイスを見始めたときに頭をよぎったのは、アクション映画にはおきまりのカーチェイスがはじまったということだった。しかし、終わったときにはため息をつきたくなるほど驚いていた。
アクションシーンだけではなく、一人だけの戦いや、殺した夫婦の子供に真実を伝えるためだけに生死をかけて邁進して行く様子で、ボーン個人というものもよく描けていたと思う。
こうなると第三作も見たくなる。ロバート・ラドラムのこのシリーズでは確か第三作もあったが、ストーリーは映画とのイメージとは結びつかない。原作者が亡くなっているので、新しい『暗殺者』を見てみたいものだ。




"ボーン・スプレマシー" (マット・デイモン)

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