December 30, 2012

2012年11月 福島県を楽しんだ

二本松市の菊人形

二本松の菊人形は昔から有名な模様しで、その名称の通り武者人形を菊で飾るものだ。今となるとなんだか古めかしい趣だけど、昔は評判が良かったのかな。

以前行ったのは小学生のの時だと思うので40年以上前のことだろう。大きな催しで結構感心した思い出がある。展示されてる菊は見事なんだけど、あっという間に見終わってしまって、あれこれだけかと少しばかり残念だった。


名津目温泉

二本松市の西の端、旧東和町にある温泉に日帰り入浴。市の境の西は浪江町だ。駐車場の脇に放射線量のモニタリングポストがあり、0.48マイクロシーベルトくらいの値を表示していた。

昔温泉旅館の一軒家があってその廃業した跡地に建てられた渓谷の上にある小さな施設。無色透明の湯は放射線らしいがとてもいい湯だった。


岳温泉

昔福島に住んでいたのに岳温泉のことは知らなかった。ニコニコ共和国の議事堂を見て、そういえば独立宣言した街があったなあと思い出した。狭い範囲にそう多くない旅館やホテルがわりとかたまってる。多くない上に震災の影響で何軒かは廃業したようで、屋根にブルーシートがかけられたままの建物もある。

泊まった宿はこじんまりとした旅館で料理も特に美味しいわけではなかったが、白濁の湯はとても良かった。


もにわの湯と摺上側ダム

福島市飯坂温泉から奥の方に入って行った茂庭地区にある温泉に向かった。静かな田舎の風景を予想していたら、なんとマラソン大会が今まさに開かれようとしていてたくさんの人がウォーキングアップをしている。

大会の後だとその参加者がお湯に浸かりにつめかけそうだけどスタート前だったのでのんびりと入浴。地元の人たちは、畳の広間でくつろいでいる人もいた。まさか一日過ごすのかな。

温泉からほど近いところに摺上川ダムがある。岩を積み重ねて建造するロックフィルダムだ。土木屋の血が騒ぐ。カッコいいなあ。


半田山

昔伊達町に住んでいた時に父が松茸を採りに行っていた山が半田山。訪れてみると確かに松の木がとても多い。一部では侵入禁止のようにビニールテープが張り巡らされていたので季節には結構採れるんだろうなあ。

池の周辺は桑折町が自然公園として整備してるようで管理施設もある。遊歩道の案内もあったのでちょっとだけ歩いて見たがとてもいい。自然の中でいやされる。お爺さんが1人でシートを敷いてピクニックのようにたたずんでたけど、最高かも。

ところがそんな美しい景色も実は震災の影響をもろに受けている。遠くに見える山肌は崩れた跡が痛々しく、管理施設の玄関には放射線量の測定結果。1マイクロシーベルト前後のようでとても残念だ。


旧伊達町

阿武隈川から伊達の商店街までぶらぶらしました。

ヨークベニマルに入ったのは初めてです。大きいですね。駐車場の車も多かったので旧伊達町以外の方も利用してるんでしょうか。それだけでうれしい。ヨークベニマルに好きなチョコレート味のままどおるがあったのには感激でした。

水色に塗られた伊達橋は綺麗だった。毎日通っていたのにそんなこと感じなかった。いつも遊んでた熱田神社は、ほとんど昔のまま。

帰る家が無い身として数年毎の里帰りはとても懐かしい気持ちに浸れる至福の時間だ。年に一度は帰りたいかな。



October 27, 2012

『僕は君たちに武器を配りたい』 (瀧本 哲史)

これから社会に出て“成功したい”若者がどういう戦略でのぞめばいいかを教えてくれる。


本書で漁師に例えているところが簡潔に分かりやすい。

1:捕れた魚を他の場所に運んで行って売ることができる漁師。

2:一人でたくさんの魚をつるスキルを持っている漁師。

3:高く売れる魚を作り出すことができた漁師。

4:魚を捕る新たな仕組みを作り出す漁師。

5:多くの漁師を配下に持つ、漁師集団のリーダー。

ただ、そもそも金持ちになりたいならという前提になっているので、実際にこれで成功をおさめる人の割合は必然的に少ないはずなので、これからの世の中で人生をどうおくっていくかというバイブルにはならないはずだ。


"僕は君たちに武器を配りたい" (瀧本 哲史)



August 11, 2012

『Think Simple』(ケン・シーガル)

アップルの製品を使いはじめて早26年になる。とても高価でソフトウェアも少ないMacintoshを使う人は変わり者くらいに見られていたかもしれないけど、筐体のデザインもOSも魅力的だから優れてると思っていた。そして今やマイクロソフトは凋落し、かたやアップルはiPhoneやiPadによってよみがえり、Macのシェア拡大ももたらしている。この本を読めば、なぜアップルは一部のユーザにだけ支持されていた状況からとても多くの人に愛されるようになったかが分かる。シンプルに製品を作り、シンプルにプロモーションして行く。それが全て強力なブランド構築を成し遂げさせた。もちろん、それを指導してきたのは創業者スティーブ・ジョブズなわけであり、彼の行動そのものだったのだろう。つい最近もこの本が語るアップル社のポリシーがニュースで流れていた。マーケティング・データに惑わされること無くシンプルに感性でうったえてくるアップルはApple IIのころから同じなんだろうなあ。


"Think Simple―アップルを生みだす熱狂的哲学" (ケン・シーガル)



June 16, 2012

『パイレーツ―掠奪海域― 』(マイクル・クライトン)

マイクル・クライトンの死後見つかったという本作はまるごと映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』そのままだった。ハンター船長はジャック・スパロウのように変わってて決してめげない。登場人物たちも魅力的。ただし、登場する主な女性たちはみんな好色。クラーケンも登場した。映画に触発されてこれを書いたのならうなずける。映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』のファンはあの世界を楽しめる。映画化の予定があるようなんだけどどうなってるのかな。



"パイレーツ―掠奪海域― (ハヤカワ文庫NV)" (マイクル クライトン)