August 11, 2012

『Think Simple』(ケン・シーガル)

アップルの製品を使いはじめて早26年になる。とても高価でソフトウェアも少ないMacintoshを使う人は変わり者くらいに見られていたかもしれないけど、筐体のデザインもOSも魅力的だから優れてると思っていた。そして今やマイクロソフトは凋落し、かたやアップルはiPhoneやiPadによってよみがえり、Macのシェア拡大ももたらしている。この本を読めば、なぜアップルは一部のユーザにだけ支持されていた状況からとても多くの人に愛されるようになったかが分かる。シンプルに製品を作り、シンプルにプロモーションして行く。それが全て強力なブランド構築を成し遂げさせた。もちろん、それを指導してきたのは創業者スティーブ・ジョブズなわけであり、彼の行動そのものだったのだろう。つい最近もこの本が語るアップル社のポリシーがニュースで流れていた。マーケティング・データに惑わされること無くシンプルに感性でうったえてくるアップルはApple IIのころから同じなんだろうなあ。


"Think Simple―アップルを生みだす熱狂的哲学" (ケン・シーガル)