July 25, 2014

合羽橋道具街で勉強

生活用品、雑貨、工芸品などをいろいろと勉強しているので、行ったことの無かった合羽橋道具街に行ってみた。いつも利用していたつくばエクスプレスの浅草駅からすぐだったんですね。知らなかった。
合羽橋道具街で今一番有名なのは食品サンプルでしょう。外国人観光客にも人気なのでテレビにもよく取り上げられてますが、私は興味ないのでそういう店はスルーしてぶらぶら。
最初に気になったのは珈琲用品専門店の「ユニオン」さん。その中でも水出しコーヒー(ダッチコーヒー)の抽出器。アートのようなフォルムで欲しくなった。最近コーヒーについても勉強中なのでなおさら手に入れたくなってしまった。こんな器具が並んでる喫茶店は素敵ですよね。
次は釜浅商店。様々な鍋類や包丁などを扱っており、一つの店舗の二階はギャラリーにもなっている。ここで気になったのは南部鉄鍋だ。シンプルな形状の片手鍋か、湯沸かしの鍋が気に入った。
カジワラキッチンサプライは、まるでデパート。輸入品からデザインで有名な商品までこれでもかというほど並んでいる。ここだけで30分は居たかな。楽しかった。
Dr. Goodsは輸入品を中心にデザイン的に好みのものが多数並んでました。ここで某ポットを購入したいと思ったけど、残念ながら希望の色の在庫が無くてあきらめた。店員も若い女性なので入りやすいですね。
最後はニイミ洋食器店。ここもすごい種類が倉庫の雰囲気もある店内に陳列されている。高い銅鍋も無造作に転がってる感じ。値下げ品があり気になった。もろ昭和の大きめのタンブラーが200円だったが花瓶にしたら良さそうだった。ここで目を引いたのはbodumの廃盤品と思われる商品で、半額くらいじゃないかな。これも買いそうになった。
どれも重そうで、秋葉原まで歩こうとしている身にとってはつらいのでいずれも購入をやめてしまったが、いずれすぐにまた行って買いまくってしまいそうな予感がした。実に楽しい街だ。

July 21, 2014

ショートショート 『最後のポケット』(眉村 卓)

眉村 卓さんの100編あまりが入った短編小説集『最後のポケット』(眉村 卓)
ウィットやアイロニーに富んだ作品ばかりで、それぞれ2ページ程度と本当にショートショートなのでそれぞれはあっという間に読むことができる。
昭和60年に発行されたものだけど、スマートフォンの定着を揶揄するような「電話人」や、いきすぎたテレワークの世界「自由時間制」、あるいは終身雇用が死語となり腰掛けのように転職する時代を皮肉ったような「転勤先」とか、現代のサラリーマンが読むと真面目に考えてしまうような作品もある。「ブランド世界」「安全対策」「お返しの日」なんかは一般的な生活で起こりそうなことを皮肉っている。個人的に好きなのは、はるか先の未来で忘れ去られた人類の文明や滅亡した人類そのものを題材にした「復元委員会」「古き良き時代」みたいなのが好きかな。「最終回」とか「あとがき」なんていう短編が最後に並ぶのも楽しい。
「あとがき」の後の“あとがき”を読むと、大阪でやっていたラジオの企画でこれらのショートショートを書いていたらしい。こういう物語はさくっとだれでも書けそうで書けないのが凡人なんだろうなあ。眉村 卓さんすごい。

July 19, 2014

『信州ハンドクラフト手帖』(伊藤 まさこ)

まつもとクラフトフェアには3回訪れており、出店している作家さんの数と感激するような作品には毎回驚かされている。松本市だからこれだけのイベントが行えるのだろうか。そもそも長野県は工芸作家の方々はもともと多かったからなのだろうか。他の都道府県の状況をよくしらないのでこう考えてしまうわけだけど、この伊藤まさこさんの本『信州ハンドクラフト手帖』を手に取ると、やはり長野県だからかなあと考えてしまう。
『信州ハンドクラフト手帖』には、40あまりの作家さんやメーカーやギャラリーが紹介されている。なかには三谷龍二さんのように超有名な方も。奈良井宿の花野屋さんの曲げ物の弁当箱は昨年購入して持ってるし、安曇野のギャラリーnagiには数年前に訪れてるなあ。東御市海野宿のガラス工房「橙」にも何度か訪れ“くるみガラス”のコップは愛用している。
知らない作家さんにも興味津々。発行が2010年で、年齢の高い作家さんもいるようなので、すでに廃業されているところもあるだろうか。すぐに調べたくなっている。

July 18, 2014

志賀高原を山歩き

スキーはほとんどやったことがないので志賀高原にはなじみがない。10年あまり前に家族で通過したことしか無いと思う。ガイドブックに載っていた志賀高原の景色と山歩き初心者でも苦労しなくて良さそうな解説に誘われて行ってきた。
一度は入ってみたい熊の湯の近くの硯川というところで夏の期間もリフトが動いている。リフトの側の駐車場は無料なのもうれしい。初心者向けガイドブックでは四十八池のところで引き返す2時間弱のコースが紹介されていたが、どうせならとリフトは片道切符にして大沼池入り口バス停まで歩いてバスで戻るコースを選んだ。
リフトを降りてすぐの前山湿原という所でワタスゲが迎えてくれた。確かに綿のようですね。
さらにすぐのところに渋池。この風景を見ただけでも来たかいがあるなあと感じた風景。さっそくモウセンゴケを発見した。自然の中で食虫植物を見たのは人生初じゃないかな。紫色の花はなんだったんだろう。
あれ四十八池の写真がiPhoneに入ってない。四十八池は、そのくらいの数の池があるということのようで、さずがにそれだけの数は無いが、紅茶色の池がいくつも点在している。広々とした湿原の中の木道を歩くのは気持ちいい。お年寄りもけっこういらっしゃっていた。このくらいまでなら年をとっても歩けると思われる。
四十八池の端で大沼との分岐点にさしかかる。ガイドブックで見た裏志賀山山頂からの眺めを確かめたくて山頂を目指したけど、これはきつかった。途中が何か所かにロープが張ってあり、ロープを頼りに上り、帰りはロープを頼りに下る必要もあった。まあ山頂からの眺めはたしかに良かったけど、初心者には辛かったなあ。
四十八池の端の分岐点にもどり大沼を目指す。基本的には下り。きつい下りはほとんどなく楽なんだけど、眺めがいいわけではなく、おまけに蚊が多いので黙々と小一時間歩いて到着。
無料で休憩できるレストハウスがあるのでコンビニで買ったおにぎりを食べ、休んでいたらお仕事の連絡アラートが飛んできた。でも、ドコモの電波が弱いのでネットにつながらない!!とかあり、バスの時間を見るとちょうど一時間後にバスがあり、それを逃すとまた一時間後になるのを発見し、もっと休みたいのを我慢して出発。ちなみにレストハウスにはトイレも完備されていた。食堂にもなっている。
レストハウスから大沼池入り口バス停までのベストビューはここかな。青い色がじつに美しく妖艶で目を奪われます。
でも時間がないので先を急ぎ、林道と山道の分岐点にたどり着く。林道なら1.7kmで30分。山道なら1.2kmで20分と書いてある。ちなみに、これらの標識では“大沼池入り口バス停”ではなく“清水口バス停”となっていた。
時間がやばいので山道に突入したが、これはこれで良かった。途中笹をかき分けるに近い箇所もあるけど、山の中の景色がすごい。大きな岩の上に大木が生えていて、つまり木の根の下に岩を抱え、岩同士には隙間があるので何か山の精霊が住んでるようなそんな雰囲気は一見である。
全行程6時間だったかな!? 清水口バス停からまずは一つ目の蓮池バス停で降りて硯川方面のバスに乗り換え。バス高いなあ。220円+400円。途中、熊の湯のバス停もあったが日帰り入浴の時間が終わりそうだったのであきらめ硯川に戻り、温泉は万座プリンスホテルにしたのでした。

July 16, 2014

『神の鉄槌』(アーサー・C・ クラーク)

火星と木星の間には数十万二ものぼる小惑星が存在する。小惑星同士の衝突などによって軌道が変わり地球に接近または衝突する危険性はある。
2013年にロシアに落ちた隕石のことは生々しい映像とあいまって強烈な印象を残しているが、メキシコ・ユカタン半島に落ちた隕石によって恐竜が絶滅したことを考えれば、いつなんどき同じような天文的な事故によって人類の存亡を危うくすることが起こっても不思議ではない。
この小説はそういう問題を再提起するような物語だが、アーサー・C・ クラークがこれを書いたのは1993年というもう20年以上も前のこと。22世紀を舞台にしたこの小説では地球に脅威となる小惑星の軌道を変える手段が用意されていて、“カーリー”と名付けられた小惑星に対策を施すのだが・・・
SF小説では舞台設定も気になるところで、寿命が伸びた22世紀の主人公 ロバート・シンは、70才を過ぎており、宇宙船“ゴライアス”の船長を務めている。そのロバート・シンは、月で行われたオリンピックの第一回マラソンの優勝者。人類は月や火星などに移住している。火星では環境を変えようとしており、地衣類の緑は広がりつつある。エウロパにはまだ生命は見つかっていない。月の裏側で強烈な電磁波を放射したら、それから約9年後にシリウス方向から電波が届いた。などなど、サイドストーリーもそれぞれまとまった小説になりそうで面白い。