まさかあの月が…という壮大なSF小説『反逆者の月』(デイヴィッド ウェーバー)

ネタバレさせると、月はスターウォーズのデススターのような戦艦だった!! ただし、それは舞台の一部であって7万年に渡る地球と人類の歴史にかかわるストーリー。
あれっと思うようなストーリー展開がなかにはあるが、SF小説だからエンターテインメントとして楽しめればいいわけで、その点映画化されてもおかしくないような面白さがある。宇宙戦艦や武器や異星人やコンピューターも映像化されたらさぞかし魅力的になりそうだ。
7万年前に連絡ができなくなってしまた帝国の存亡が怪しいとか、あと2年で地球に攻めてくる異星人アチュルタニ(実は恐竜を滅ぼしたのはこいつらの仕業だった!)はスタートレックの生命体8472みたいなやつなのかとか期待をいだかせたまま終わるし、どうも続編があるようで気になるが、文庫本で500ページ近い厚さなのでちょっと覚悟は必要かな。

"反逆者の月 (ハヤカワ文庫SF)" (デイヴィッド ウェーバー)

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