奈良町物語館で展示即売されていた「ワーキングセンターいづみ」の製品がとてもよかった

奈良市内を散策して入ってみた奈良町物語館は、伝統的な建物を改築してギャラリーとしてあるいは各種イベントなどに活用できる施設のようだが、訪れた日には草木染めの布製品が販売されていた。
麻や木綿を素材とした織物は色合いや風合い、手触りもとてもいいし、お値段も安い感覚だったので一目惚れしてテーブルクロスを購入させていただいたのだが、その時はどういう工房がやってるのか分からなかった。帰宅してテーブルクロスと一緒に入っていた説明書を見て驚いた。京都府の社会福祉法人 いづみ福祉会という施設のワーキングセンターいづみという活動で制作されているもの、つまり障害者の方々が作られていたのだ。織物を見ても全くそういう印象はなく、むしろ色やデザインのセンスに感心していた。以前軽井沢で見た、やはり上田市の障害者の方がカッティングシート作るバッグのすばらしいデザインぐらいのインパクトを感じた。作業だけではなくデザインも障害者の方がされてるのだろうか。
ワーキングセンターいづみの作品はネットを検索しても出てこない。とても残念だ。もっと紹介され評価されるべきだと強く思う。

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