日用雑器の美「nid(ニッポンの イイトコ ドリ) vol. 34 -エブリデイ・民芸-」

"nid34 ムサシムック (MUSASHI MOOK)" (エフジー武蔵)

nid = “ニッポンの イイトコ ドリを楽しもう。”という雑誌だそうだ。一か月以上前に購入したこの雑誌を今日はしっかりと読んでみた。2014年7月19日発売の号は「エブリデイ・民芸」ということで民芸特集。
最初のページからいいこと書いてある。
「民芸とは、すなわち民衆的工藝のこと。
柳宗悦は人々が生活のために手を動かして作るものにこそ、真の美しさがあると唱えました」
まさに私が自分でやりたい店のコンセプトです。

砥部焼梅山窯の写真が数点紹介されていたが、他に気に入った物がいくつかあった。

小代焼 瑞穂窯のタイル。福田るいさんという方が作家さんらしい。女性的な柄がベージュや茶色の色とあいまって美しい。このタイルで壁のアクセントに埋めたらさぞかしいいだろうけど、ケーキ皿のような使い方もいいかもしれない。

大井川葛布の葛布織物。雑草といってもいい葛の蔦から作る織物だそうです。軽くてとても繊細な感じだけど光沢もあって美しいそうで、ストールやスカーフの写真が紹介されてます。襖にも使うそうで何十年も保つとか。自分でも作ってみたくなった。

彦坂木版工房の木版画。野菜やパンを題材に木版画にしてます。淡い絵が優しく可愛い。食卓の脇の壁に飾ってあると家族の食事も自然と和むんじゃないかなあ。週末から長野県上田市の“パン屋さん”で個展があるらしいので行ってくるかな。

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