December 26, 2014

ポール・マッカートニーのトリビュートアルバム『アート・オブ・マッカートニー』

タワーレコードでぶらぶらおすすめCDをながめてると結構気に入って買ってしまうんだけど、今回はポール・マッカートニーのトリビュートアルバムを見つけて購入しちまった。ポール・マッカートニーのファンにはオススメ!!

こういうアルバムでは誰がカバーしてるのかということと、選曲がどうかという2点で判断することになると思う。

歌っているアーティストの一部しか正直知らないけど、ビリー・ジョエルは2曲も歌っててそのうちの1曲は『007 死ぬのは奴らだ』なのだけど本家ポール・マッカートニー並の完成度になってる。カントリーの大御所ウィリー・ネルソンはなんと『イエスタデイ』をだみ声で歌ってる。その他にもKISSが『ヴィーナス・アンド・マース/ロック・ショー』、ボブ・ディランが『今日の誓い(Things We Said Today")』などなど。

選曲について言うと、ビートルズ時代のものが3分の1くらいかな、『ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード』『レット・イット・ビー』『ヘイ・ジュード』などの名曲はもちろん、『ホエン・アイム・シックスティー・フォー』という個人的に思い入れのある曲も入っててうれしい。
ウイングス時代のものもしっかり入ってて大満足で、『マイ・ラヴ』『ジェット』『あの娘におせっかい(Listen To What The Man Said)』『幸せのノック(Let 'em In)』なんかが好きだなあ。

他にも歌い手はいといろな関係があって選ばれているようで、下のHMV記事を読むと参考になる。
豪華メンバー参加!ポール・マッカートニー、トリビュート・アルバム絶賛発売中!
ちなみに日本版には井上陽水も入ってるようです。編曲というのかわからないけど、楽器の音量のバランスがいまいちぽいんだけど違うかなあ。

"アート・オブ・マッカートニー~ポールへ捧ぐ(初回限定盤)(DVD付)" (オムニバス, ジェフ・リン, バリー・ギブ, ジェイミー・カラム, KISS, ポール・ロジャース, ロジャー・ダルトリー, デフ・レパード, ザ・キュアー, 井上陽水, ビリー・ジョエル)

December 23, 2014

怨念をめぐる闘い『ねじれた町』(眉村 卓)

学園もののジュブナイルなんだけど舞台設定が面白い。
中学生である主人公はある町に引っ越してくる。『ねじれた町』というタイトルのように、その町では住人の念じる通りにタイムトラベルできたり瞬間移動でき、つまり“ねじれ”ている。江戸時代からの家柄が引き継がれており、因習めいたものによってねじれている。住民たちは意思の力で妖怪や鬼を出現させることができ戦う。主人公はその町や住民になじめず反発し、その怨念とも言える意思が莫大なエネルギーを生んで、主人公がその町を大きく変えることになる。
テーマとして感じるのは、旧態依然としたものから若い人によって脱却しないとなかなか変わらないよね、というようなメッセージだ。町をねじれさせている原因は町と住民がひきずっている怨念なので、その怨念渦巻く階級闘争のようなストーリーでもある。

「鬼の日」というの行事が大きな節目となるが、こういう不思議な祭りというのは現実にも日本各地に存在しているかと思う。何気なく、意味もちゃんと知らずに参加してる祭りが実はびっくりするような逸話を持っていてもおかしくないですよね。

『ねじれた町』(眉村 卓)

December 19, 2014

NHK少年ドラマシリーズで映像化された『夕ばえ作戦』 (光瀬 龍)

『夕ばえ作戦』と『暁はただ銀色』の中編2編からなる。

夕ばえ作戦』はNHK少年ドラマシリーズで映像化されている。見てるはずなのにどんな映像だったかストーリーも含めて覚えていなかった。wikipediaで調べると山田隆夫さんが主役だったようだ。そういうばなんとなくそんなドラマを見たような気がする。
話はとてもスピーディーなストーリー展開で面白い。ジュブナイルでよくある中学生が主人公で勇敢に敵である風魔忍者と立ち向かっていくわけだが、現代から持ち込んだ小道具がまた当時の中学生ならだれでもハマってたようなものなので入り込みやすい。東京の大岡山周辺が舞台で、多摩川なども出てきて現実感を漂わせている。江戸時代の忍者よりも現代の中学生の方が体格はいいし、運動能力も高いという発想で忍者にも軽く勝ってしまうんだけど、そういう発想もありだよなあ。
人間がばったばったと闘いで死んでいくし、あわいロマンスめいたところもあるけどハッピーエンドではない。光瀬龍さんの作品にはこういうところがあるのかな。

『暁はただ銀色』の方も『夕ばえ作戦』以上ともいえるくらい面白いストーリーだった。これもまたNHK少年ドラマシリーズで映像化されているけど、まったく覚えてない。でも映像化すると迫力ありそうなシーンがたくさんなので映画化されてもいいくらいじゃないかと思う。一気に読んでしまった。
こちらも中学生が主人公で、立ち向かうのは宇宙人。宇宙人の地球侵略に立ち向かうのである。とっても勇敢。直接戦うというよりもヒロインをめぐる謎を解明してくような物語である。

解説が眉村卓さんなのだが、こういったジュブナイルの時代背景が書かれている。私も購読していたが、当時は「中一時代」とか「中一コース」の雑誌をみんな年間購読していたと思う。人気な雑誌だったわけで、その中に掲載する小説としてジュブナイルのSFだったわけだ。こういう雑誌そのものが絶滅したであろうから、それにともなってジュブナイルも生まれてこなくなっているのかな。

『夕ばえ作戦 (ハルキ文庫)』 (光瀬 龍)

December 17, 2014

売るためには消費者の心理にうったえるという『そそるマーケティング』 (電通感性工学ユニット)

小売店をはじめたいと考えているので売れるようにするためにはどうすればいいかという勉学のつもりで読んだこの本はとても面白かった。
(ちなみにブックオフで100円で購入!こういう本を中古で読めるというのはすばらしいことです。)

とても簡単に言うなら、人間は、経験などでストックされた情報と、新たに届いた情報が反応してアクションを起こすという考え方をマーケティングに応用しようと言うものだ。反応の形態として、「なるほど会話」「ギャップ会話」「磁石会話」「書き換え会話」という4種類あるとし、ストックされた情報を補完したり、否定的に新たな情報として認識を変化させるなどの方法をとる。

著者が電通のグループだけあって説得力あるし、読んでいるとなるほどと納得してしまった。事例としてはユニクロのGUや化粧品のドクターシーラボが取り上げられていが、SNSやブログなども含め顧客とのコミュニケーションで結構誰でもできそうなことだと感じた。
早く実践で応用してみたいものだ。

『そそるマーケティング』 (電通感性工学ユニット)

December 12, 2014

『深夜放送のハプニング』 (眉村 卓)

『深夜放送のハプニング』と『闇からの誘惑』というジュブナイル中編2編からなる1冊。

『深夜放送のハプニング』は、深夜ラジオ番組のDJをつとめるイラストレーターが主役の短編3つから構成されている。
かつてラジオの深夜放送は、中高生ならみんな好きなDJがいてその番組を楽しみに聞きそしてリクエストはがきを送っていたんかじゃないかな。そういう時代背景もあり、ティーンエイジャーの文化に大きな影響を与えていたいわば花形だったと思う。そういう場において起こるちょっと怪奇現象も含んだ作品だ。あとがきを読むと作者の眉村さんもDJをやっていたらしい。そういう経験からの発想なんでしょうね。

『闇からの誘惑』は中学を舞台としたいかにもジュブナイルといえる作品。
新任の先生が実は新人類=ミュータントで、主人公の中学2年生がその組織に取り込まれようとされるストーリーだけど、ストーリーは今後の展開を予感させるような終わり方をしているので、もしかしたら続編があるのかな。
その中学校で中学生たちを組織化するための表向きの団体が“読書研究会”で、主人公はすでに“読書部”に所属しているので“同じような団体に所属するわけにはいかない”という理由もあり拒絶するというのがなんだかおかしかった。
ミュータントである先生は心を読んだり人をコントロールすることができる。超能力者は『七瀬ふたたび』を思い出させるなあ。

『深夜放送のハプニング (角川文庫)』 (眉村 卓)

December 11, 2014

キヤノンの小型プリンター IP2700購入

プリンター複合機の調子が悪いんだけど年賀状投函の時期になってるので思い切って急場しのぎの意味も含めインクジェットプリンターを購入。
キヤノンのIP2700という機種です。

実はかなり前からこの機種の購入は考えていた。理由は名刺サイズが印刷できるということ。近い将来名刺サイズの印刷が必要になると考えているのだけど、名刺サイズを印刷できる機種というのがとても少ないらしい。以前は多かったらしいけどなんでだろう。ネットで名刺印刷が格安で頼める時代になったせいなのかなあ。

二つ目の理由は安いということ。最近では税込みでも4,000円を切っている。インクの方が高いんじゃね、ぐらいの金額なのでまあ失敗してもいいし、壊れてもいいくらいの金額かなあと思う。

使っているパソコンはMacの2台あるんだけど、デザイン用はMac G5。つまりPowerPCのOS X v10.5という代物。最新のプリンタードライバーで対応してくれるかなあとか心配だけど、イラストレーターから直接印刷できなくてもPDF経由とか手はあるだろうということでそこまでは確認せずに購入した。
届いてまずはこのMac G5で印刷できるか確かめてみたら、できた!! 付属しているメディアに入っているセットアップがちゃんと動いて設定問題なし。キヤノンさん、すばらしい。

ということで年賀状をこれから完成させるのである。