売るためには消費者の心理にうったえるという『そそるマーケティング』 (電通感性工学ユニット)

小売店をはじめたいと考えているので売れるようにするためにはどうすればいいかという勉学のつもりで読んだこの本はとても面白かった。
(ちなみにブックオフで100円で購入!こういう本を中古で読めるというのはすばらしいことです。)

とても簡単に言うなら、人間は、経験などでストックされた情報と、新たに届いた情報が反応してアクションを起こすという考え方をマーケティングに応用しようと言うものだ。反応の形態として、「なるほど会話」「ギャップ会話」「磁石会話」「書き換え会話」という4種類あるとし、ストックされた情報を補完したり、否定的に新たな情報として認識を変化させるなどの方法をとる。

著者が電通のグループだけあって説得力あるし、読んでいるとなるほどと納得してしまった。事例としてはユニクロのGUや化粧品のドクターシーラボが取り上げられていが、SNSやブログなども含め顧客とのコミュニケーションで結構誰でもできそうなことだと感じた。
早く実践で応用してみたいものだ。

『そそるマーケティング』 (電通感性工学ユニット)

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